スクワランオイル

このスクワランオイルはサメを原料とする動物由来のオイルです。

スクワランオイルには大きく分けて、オリーブオイルを原料とするオリーブスクワランとサメを原料とするスクワランオイルがあります。植物由来のオイルと動物由来のオイルということです。

化粧品やスキンケア用品として用いられているスクワランのほとんどは、この動物由来のものです。深海鮫の肝臓の油（肝油）から抽出されます。　深海鮫とは、その名の通り深海層に生息している鮫のことで、スクワランの原料となっているのは、主に「アイザメ」という鮫です。
　
アイザメは、1,000〜1,400mという酸素量の非常に少ない深海に生息しているにも拘らず、浮き袋を持たず、代わりに肝臓にタップリと蓄えた脂質を浮き袋の代用とし、酸素の供給を行うという特殊な生体をしています。
　この脂肪をタップリ蓄えた肝臓は、アイザメの体の約25％の大きさを占め、更にはその70％以上がスクワラン（スクワレン）となる脂質（肝油）なのです。

サメは近年、生息数が減少しており、サメ由来のスクワランの入手も困難になってきており、そのために価格も高価なものになります。

注）使用目的が植物油と同じであるため当ショップにおいては「植物油」のカテゴリーに分類しています。本来は動物由来のオイルですので、その点につきご理解をお願いいたします。