ラベンダー グロッソ 精油

• 学名：Lavandula hybrida var. grosso　又は　Lavandura×intermideia clone grosso　又は　Angstifolia x Latifolia
• 原産国：スペイン、フランス等
• シソ科
• ノート：トップ〜ミドル
• 抽出部：花穂
• 水蒸気蒸留法

甘さと清涼感のバランスの良い香りです。スパイクラベンダーとラベンダーアングスティフォリアの自然交配種です。交配種であるので、様々な学名の表記があります。前掲の学名の中にみられるhybrida や ×intermideia clone という言葉は交配種であることを示します。ラベンダー同士の交配種ですので、数百種あるラベンダーの一種であり、ラベンダーと言うべきなのですが、交配種だけはラバンジンという呼び方をする場合があります。ラバンジンはラベンダーの交配種であるという意味ですので、いくつかの種類がさらにあります。その中で、最も生産量が多いのがラベンダーグロッソ（ラバンジングロッソ）です。多くのラベンダーの中でも、最も生産数が多い、とも言われます。

ラベンダーグロッソの特徴は、他の交配種よりはラベンダーアングスティフォリアの香りに近いという点にあります。その一方で、カンファーと1.8シネオールというアングスティフォリアにはほとんど含まれていない成分が含まれているため、スッキリとした清涼感のある香りがします。