ネロリ 精油

ネロリ精油の基本情報

• 学名：Citrus aurantium
• ミカン科
• 原産国：Egipt
• ノート：ミドル
• 抽出部：花
• 水蒸気蒸留法

アロマテラピー資格や検定の対象精油

ネロリ精油は

• NARD JAPAN ナード・アロマテラピー協会によるアロマ・アドバイザーコースで学ぶべき対象精油 40種のひとつです。
• 日本アロマ環境協会（AEAJ）によるアロマテラピー検定における出題対象の精油には含まれていません。

ネロリ精油の口コミ評判

• 「ミカン農園のお花の季節がよみがえるような良い香りでとても気に入りました。」
• 「不思議なことに、妊娠してからネロリの香りが大好きになりました。」
• 「ちょっとグリーンな香りのような感じもしましたが満足です。イランイランとブレンドすると生理前のイライラが和らぐような気がします。」

ネロリの植物としての特徴

ネロリ精油はビターオレンジの花から抽出される精油です。１７世紀イタリアで「ネローラneloraの公妃」と呼ばれていたブラッチャーノ公爵夫人が愛用したことが名前の由来と言われています。ネロリの植物としての特徴は、すなわちビターオレンジの特徴となります。

ビターオレンジはインド・ヒマラヤを原産とする高さ4-5mになる常緑小高木で、初夏に白い花が咲きます。ビターオレンジの木は10〜11世紀にアラブ人からヨーロッパにもたらされました。和名は「ダイダイ」と言い、果実は正月飾りに用いられます。果実はその名のとおり、ビターであり、そのままでは食用に適さないため、マーマレードや調味料、ぽん酢の原料として利用されています。漢方では健胃に効果があるとされ果実の乾燥した皮が生薬として用いられます。米国ではビターオレンジがダイエット用の健康食品として人気があるようですが、副作用を含めそのダイエット効果については信頼すべき十分なデータはありません。ダイエット目的等の健康食品としてのビターオレンジについて米国保健社会福祉省国立衛生研究所の補完統合医療センター（NCCIH）が情報を公開しています。より詳しくは、NCCIHのサイトをチェックください。

ビターオレンジの花1kgから1gの精油しか抽出できないため、ネロリ精油は最も高価な精油のひとつとなっています。心の不安を和らげるような香りとして人気があります。ネロリ精油はヨーロッパでは純潔の象徴ですが、その一方で催淫効果もあると信じられており、女性用風俗での芳香としても使われることがあります。

良質精油のネロリ精油の特徴

良質精油のネロリ精油はフローラルななかにシトラスの爽やかさと微かな苦みを感じる香りです。不安なとき、気分がふさぎがちなときに、心を癒してほしいときにお勧めしたい香りです。柑橘系、フローラル系、樹木系と幅広く様々な香りとブレンドの相性が良いアロマオイルです。2mLの小容量から100mLの大容量までご用意がございます。

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